好きなことを仕事にする

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【ダマされるな】好きなことを仕事にするの嘘!2つの理由で稼げません

昔、マインドセット系の自己啓発本を読み漁ったり、セミナーとかに行ったりしていたことがあるのですが、その時によく耳にした言葉が『好きなことを仕事にする』という言葉。

好きなことを仕事にできれば、こんなに幸せなことはないと思います。

 

そして、この魔法の言葉を聞くと、向上心があふれてきてガゼンやる気が出てくるわけですが…結果的に好きを仕事に出来ている人がどれくらいいるかというと、マジで一握りしかいないと思います。

ほとんどの方は挫折につぐ挫折!なんとか仕事にできても食えないといったありさまかなと。

 

結局、『好き』を仕事にしても食えないから、『好きでもない』仕事をして稼いでる方であふれるわけです。

この問題がどこにあるのかというと、大きく2つあります。

ひとつは、その『好き』が本当に好きなのかどうか?ということ。

そして、もうひとつは『好き』の市場があるかどうか?ということ。

 

このあたりについて、この記事ではお話をしていきます。

また、文末では手軽に『好きなこと』で稼ぐ方法についても話しているので、参考にしてもらえればと思います。

多くの人は『好きなこと』が何かわかっていない

多くの人は自分が『好きなこと』が何なのかわかっていません。

「いや、好きに理由もへったくれもないでしょ。」と思う方もいるかもしれません。

しかし、重要なことは、なぜそれが好きなのか? 何が好きなのか?ということを突き止めることです。

 

例えば、音楽が好きなのであれば、音楽の何が好きなのか?理解できていない人が多いです。

楽器の音色が好きなのか?

リズムが好きなのか?

歌詞が好きなのか?

歌っているときに周りから注目をうけるところなのか?

挙げていけばイロイロとあるかと思いますが、好きなことの なぜそれが好きなのか?何がすきなのか?という深堀をしていくと、音楽である必要が無い場合も多いです。

 

注目されることが好きなのであれば、音楽でなくても良いですよね?

突き詰めていけば生徒から注目される講師業とかでもいいわけです。

 

そのことに気づかずにライバルの多い音楽の道を選んでしまうと大変です。

自分の『好きなこと』を勘違いして間違った道に進んでしまい、続けることが苦痛になってきます。

また、15時間と18時間と『好きなこと』をやっている奴らと戦わなくてはならないので、『好きなこと』がズレていれば戦う土俵にすらたどり着くのが困難になります。

 

究極的に言ってしまうならば、もし明日あなたが死ぬとわかっているときに、それでもやりたい事が『好きなこと』だと言えます。

 

有名な話でギターの神様ジミーヘンドリックスはトイレにまでギターを持って行ったそうです。

なぜなら、ギターが好きだから。

そういう人たちと戦う覚悟がないならば、それは本当に『好きなこと』とは言えないわけです。

 

ライバルが多いジャンルでは、中途半端に『好きなこと』は仕事にしない方がいいです。

好きなことが稼げる仕事ではない 市場があるか?

次に、自分の本当に『好きなこと』がわかったならば、それは非常に大きな力になりますが、その際に気を付けて欲しいのが、その『好きなこと』に市場性があるかどうか?ということです。

具体的に言うならば、その『好きなこと』でどうやって稼ぐことが出来るのか?ということ。

稼ぐための仕組みが出来るかどうか?という事が大切です。

 

どんなに『好きなこと』でも、その『好きなこと』に共感してくれる人がいなければ、商売は成り立ちません。

市場がない場合は、共感してくれる人をゼロから作るという教育が必要になりますが、これもなかなか一筋縄ではいきません。

 

そして、たとえ共感してくれたとしても、何かしらの形で商品(サービス)として販売しなければ稼ぐことが出来ません。

販売をしない(無料で提供)のであれば、広告費などで売上をまかなうなどの打開策が必要になります。

こうしたビジネスセンスが『好きなこと』で稼ぐためには必要不可欠です。

ビジネスセンスが無い場合は、ある人と組む必要が出てきます。音楽とかであればレーベルとかエージェントとかです。

 

芸術系ではよくありますが、ビジネスセンスがなければ、ゴッホの様に死後になってからお金になるという事も多々あります。

それでは遅いですよね?

ピカソのようにビジネスセンスを磨くか、もしくは商売上手なプロモーターと組むことが大切になるわけです。

ライバルを意識して対策をする

ここまでの話で、『好きなこと』で稼ぐための2つの要素についておさらいします。

①『好きなこと』の本質を見極め、『好きなこと』をやり続ける覚悟

②『好きなこと』の市場性を調べ、どうやって販売をする考え行動する

 

『好きなこと』で稼ぐためには、上記2つを愚直にやり続ける必要がありますが、この2つをやり続けたとしても稼げない場合が多いです。

原因は②の延長上にあるライバルの存在です。

 

どれだけ良い商品を作ったとしても、ライバルがそれよりも安く提供していたら、売上は下がります。

街の商店街が、イオンスーパーなどの大型スーパーに潰されていったことはわかるかと思います。

主な原因は安さにお客さんを取られたことが原因です。

 

資本主義の構造上、あらゆる商品は価格競争に巻き込まれていきます。

究極的には無料になります。

インターネットが好きを仕事にしやすくした

インターネットが発達したことによって、個人でも『好きなこと』で稼ぎやすくなりました。

それが情報発信というモノ。

 

Google Adsenseを使えば、『好きなこと』をブログで情報発信しつつ、広告収入を得ることが出来ます。

また、かなりマニアックな『好きなこと』でも、WEB上に情報を発信することで、日本中(英語ができるなら世界中)のマニアックな人たちに商品を販売することもできます。

 

「こんなマニアックな情報で月に30万円、100万円も稼いでいるの?」と思うような人もゴロゴロいるのが情報発信のスゴイところ。

会社に属さずにできるので、売上をピンハネされることもないので収益が高いわけです。

 

『好きなこと』がもしあるのであれば、その道を究めつつWEBで情報発信をしてみてはどうでしょうか?

気が付けば『好きなこと』を仕事にすることが出てきているかと思います。

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