この記事では、これから起業を考えている方や、個人事業主・中小企業の方向けの集客方法についてお話をしていきます。
大企業とはことなり、集客に予算をそこまで割けれない方も多いかと思いますので、無料~有料(少額から可能な方法)の集客方法についてお話をしていきます。
結論から話しますと、WEB集客で最低限必要なのは商品(サービス)の購入・申込ページを作ることです。
専門用語でLP(ランディングページ)と言います。
最低限このページがなければ、どんな集客をしても結果につながりませんし、全てが無駄に終わりますのでご注意ください。
ちなみに、このLPに関しては独立したページでも良いですし、今あるホームページやブログに作成してもかまいません。
大切なことはお客さんや見込み客を集める場所をWEB上に作ることです。
WEB集客は本当に必要?
WEB集客にLPを持っているということは大前提ですが、よく間違えられることというか、マーケッターの餌食になりやすいのが、猫も杓子も「WEB集客が必要なのか?」ということです。
WEB集客が出来ればもちろん良いですが、無くても十分稼ぐことができるビジネスがあります。
その内のひとつが地域産業系のビジネスです。
例えば美容室や歯医者などの地域産業には、WEB集客よりもチラシなどのポスティングの方が効果が高い場合があります。
私が関わっている地域産業系のビジネスでも、ポスティングだけで3ヶ月で150人ぐらいは集客することが出来ています。
とはいえ、地域産業はポスティングだけで十分かというとそうではなく、チラシなどを見た見込み客がホームページ(LP)を見るので、信頼や申し込みを獲得する結果となります。
ですので、ホームページのような自社媒体は必要不可欠と言えます。
無い場合はすぐに作成しましょうね。
顧客は誰なのか?わからないと失敗する
そして、WEB集客・リアル集客に限らず、せっかく集客を出来たとしても、全く商品に興味のない人を集客しても意味がありません。
お酒を販売するのに下戸の人を集客しても意味が無いですし、男性向け商品なのに女性を集客しても意味がありません。
なぜ、こういうことが起きてしまうのかというと、「どういう人が商品を購入してくれるのか?」ということが見えていないことが原因です。
すでに顧客を持っている(販売実績がある)のであれば、同じような層を狙って集客をすると効果的ですし、まだ顧客を持っていない場合は、「購入・申込をする人がどういう人なのか?」しっかりと想定をして集客をしていきましょう。
3種類のWEB集客
WEB集客は大きく3種類に分類することが出来ます。
専門用語を覚える必要はないですが、ご自身のビジネスがどのような形で展開することが出来るか、当てはめてみると道筋が見えてくるはずです。
オウンドメディアによるWEB集客
まず、オウンドメディアというWEB集客方法があります。
オウンド(owned)メディアとは自社で所有するメディアのことを表します。
ホームページやブログ、LPなどの自社で運営をするメディアのことを言います。
それ自体を検索エンジンに載せることで集客をすることもできますし、名刺交換やポスティングなどのチラシからオウンドメディアを見てもらうことによって、集客することも可能になります。
アーンドメディアによる集客
あまり聞きなれない言葉でアーンドメディアというものがあります。
アーンド(earned)は信用や評判を獲得するという意味で、簡単に言ってしまうとSNSなどのメディアのことを指します。
Facebook、Instagaram、Twitter、YouTubeなどの拡散型のメディアですね。
SNSが発達している現在において、顧客層に合えばかなりの集客効果があるので、ぜひ挑戦をして欲しいのですが、無料で出来るといった手軽さの反面で、利用規約に縛られたりアカウント停止になったりといったこともあります。
ですので保険という意味も兼ねて、アーンドメディアからオウンドメディアに誘導する流れを作ると良いです。
ペイドメディア
最後にペイドメディアの説明になります。
ペイド(paid)メディアとは、お金を支払うことによって広告を打ちだす集客方法です。
ペイドメディアの媒体は各種あり、Googleの検索エンジンやTVCM、ラジオCM、雑誌広告、メルマガ広告などありますし、上で説明をしたアーンドメディアのSNSでの広告もペイドメディアに含まれます。
最近ではYouTubeでの動画を使った広告などが効果が高いです。(顧客の層にもよります。)
上の画像はGoogle広告のペイドメディアになります。赤枠の部分ですね。
ペイドメディアのメリットとしてはお金をかけることによって、時間や労力を削減し集客をしてくれるところです。
ただし、注意をして欲しいのが広告から先のページに飛んだ際に、成約までに結びつく流れが出来ていなければお金を捨てる結果になります。
ですので、ブログやホームページなどのLPをしっかりと作り込む必要があるわけです。
WEB集客のメリットとデメリット
これからWEB集客を始めようとしている方も、すでに始められている方も、しっかりとメリット・デメリットについて頭に入れておきましょう。
理解を深めることによって、より効果的な集客をすることが出来るようになります。
メリット
WEB集客のメリットは数えきれないですが、大きなメリットは以下の4つ。
- 無料サービスなどを駆使することでコストを大幅に抑えることが出来る
- 詳細なデータを数字として見ることが出来る
- 世界中の人を集客することが出来る
- 商品購入までの教育がしやすい
- ある程度の自動化をすることが出来る
WEB集客に成功をすると、圧倒的な利益を生み出すことが出来ますし、しっかりと商品購入・申込までの流れの仕組みが出来れば、ある程度の自動化をすることが出来ます。
デメリット
一方でデメリットしては以下が挙げられます。
- 利用者が多いジャンルだと競合が多く難しい(高単価になる)
- 検索エンジンを使ったSEOでの集客には専門知識がある程度必要
- 専門知識が無いことが原因で業者にダマされやすい
- 集客方法を間違えると失敗する可能性が高い
とはいえWEB集客の知識に関しては、ある程度勉強をして実践すれば身につきます。
WEBだITだと毛嫌いせずにコツコツと行動に移すことが成功のコツです。
WEB集客方法のまとめ|無料で出来るサイト作成など
ここまでお読み頂きありがとうございました。
WEB集客の概要を理解できたのではないかと思います。
しかし、そこから一歩踏み出して行動に移しましょう。
まず、やるべきことは「販売商品・サービスの顧客は誰なのか?」をしっかり理解をして、ホームページ・ブログ・LPの作成をしましょう。
集客をした先のページを作成・作り込むことで、どうやって集客をするべきか?ということが見えてきます。
オススメはレンタルサーバーを借りてWordPressでのブログ運営です。
ただし、初心者の方が作成する場合はある程度の知識が必要になってきますので、コツコツと学んでもらえればと思います。
そういった時間を割きたくないという方には、ホームページ制作代行や無料でサイトが作れるサービスなどを利用すると良いです。
個人事業主の方やコンサル関連の方で良く使われているのがジンドゥー。
アナログ系の方でもかなりキレイなサイトが簡単に作れます。
サンプルサイトなどかなりクオリティが高いですね。
公式ページ:https://www.jimdo.com/
LP(ランディングページ)の作成であればサイポンとかもオススメ。
業種ごとのテンプレートが用意されているので、簡単に販売・申込ページが作れます。
各種サービスとの連携もしやすいです。
公式ページ:https://saipon.exp-t.jp/
ホームページの制作代行であれば、ココナラとかでもフリーの制作者とかを見つけることが出来ます。
ホームページ制作以外にもバナー作成や似顔絵などの制作依頼も格安で出来たりします。
もし、何かしらのスキルを持っているのであれば、出品しても良いですね。
公式ページ:https://coconala.com/
WEB制作関連に関しては高額商品がかなりあります。
しかし、情報を知らない方向けのサービス内容がともなわない悪徳業者も多いので、まずは無料サービスや価格の安いサービスを利用してみることをお勧めします。
コメント