ビジネス界隈では「マーケティングが大切だ!」っていわれていますが、マーケティングってハッキリ言って多岐にわたるので、個人事業主・フリーランス・中小企業などのスモールビジネスが注力するべきは『コンテンツマーケティング』一択といえます。
実際に私の場合は、本業・副業・オンライン・オフラインを問わず、コンテンツマーケティングを中心にアドバイスをした結果、クライアントさんたちはメチャクチャ儲かってます。
先日も「忙しすぎて新規集客はもういらない。」とまで言われました。嬉しい悲鳴ですよね。
話を戻して、コンテンツマーケティングとはいったい何なのかというと、専門書とか読み漁るとイロイロと小難しくかいてありますが、ザックリ簡単に解説をすると、コンテンツマーケティングとは見込み客に商品・サービスを知ってもらい納得して買ってもらうことです。
そういう意味では、経営学者のピーター・ドラッカーの言葉「マーケティングの究極の目標とは、セリング(売り込み)を不要にすることだ。」に通じますよね。
「そんなの、ちげーよ!」っていうマーケッターの方もいるかと思いますが、私はそういう風にとらえ、実際に結果が出ています。
ビジネスで大切なことは専門用語とかを理解することではなく結果…つまり、いくら稼げてるのか?ってこと。
「今よりも売上をあげたい」「これからビジネスを立ち上げたい」といった思いがあるのであれば、あなたのビジネスにも、ぜひコンテンツマーケティングを取り入れてみてください。
間違いなく売上があがることを保証します。
ちなみに、『コンテンツ』ってどう意味?と思ってる方もいらっしゃるはず。
様々なとらえ方がありますが、ここでは…コンテンツ=商品・サービスへ導くための情報と考えてください。
それでは、ここからは『コンテンツマーケティングをどうやってスモールビジネスに取り入れていくか?』解説していきます。
なぜコンテンツマーケティングが必要なのか?
まず第一条件として、なぜコンテンツマーケティングが必要なのかというと…。
- 良い商品が出来た!
- ライバルのサービスよりも優れてるから売れるはず!
- こんないい商品ならすぐ売れるだろう!
こんな風に考えても、残念ですが売れません!
なぜかというと、世の中に商品・サービスがありすぎて、あなたの商品が埋もれてしまっているから。
砂浜に落ちた指輪のように、どんなに優れた商品でも、埋もれてしまっていては見つけようがありません。海岸を素通りして終わり。
同じことがあなたの商品・サービスでも起きているわけです。
ですので、今よりも売上をあげるためには、商品の魅力を存分に見込み客に伝えるコンテンツ(情報)を発信しなければいけません。
「ここに指輪があるよー!」
と周りに知らせないといけないわけです。
例えば、コンビニ。
コンビニではお客さんに手に取ってもらおうと、商品のパッケージに欲しくなるキャッチコピーや、美味しく見えるデザインなどが描かれています。これらもコンテンツ(情報)ですよね。
このキャッチコピーなどによって、マジで売上が左右されます。
そして、数多くある商品の中から、手に取ってもらえない商品は撤退していきます。
だからこそ、企業はこぞって魅力を伝えるコピー(コンテンツ)を日々考えパッケージにプリントしているわけです。
大手が商品の魅力を伝えようとやっているのだから、個人・フリーランス・中小企業がやらない手はないですよね?
というか、やらなきゃ売れないんです!
しかも、あなたが飲食メーカーでない限り、あなたの商品・サービスが圧倒的な集客力のあるコンビニに並ぶことなんてほぼありません。
ですので、あなたは見込み客を自分のお店やWEBサイトに集客をして、さらにそこから商品棚まで誘導し販売しなければいけないわけです。
- お店を作りました!
- ホームページを作りました!
- Amazonで出品しました!
- BASEでサイト作りました!
と販売媒体を制作しても商品は売れません。そんな時代はとっくに終わっています。
あなたの店舗やWEBサイトに、まずは集客をしなければいけないのです。
つまり私たちがやらないといけないのは…ビジネスの本質の部分、集客と販売です。
- 自分の店(WEBサイト)に見込み客を誘導する(集客)
- 商品棚(販売ページやセールス)で取り扱い商品・サービスの魅力を伝える(販売)
この2つが出来れば商品・サービスは必ず売れます。
本業・副業・オンライン・オフラインを問わず、私のクライアントの結果がでているのは、この本質を抑えているからに他なりません。
そして、これが出来るのがコンテンツ(情報)を発信するということになります。
「ココに欲しがってる指輪があるぜ!」って発信するわけです。
お客さんはどこからやってくるのか?
では、どうやってお客さんは、あなたのお店やホームページ、ブログなどにやってくるのか?
勝手にお客さんが道から湧き出てくることはありません。必ず原因・理由があります。
オフラインの店舗だったら…
- 通りすがりに看板を見た
- 友達に紹介してもらった
- テレビで見た
- 家のポストに広告があった
オンラインのWEB系ビジネスだったら…
- インスタやTwitterやFacebookを見た
- ブログを見た
- LINEやメルマガで知った
こんな感じで様々な理由があって、あなたのお店やWEBサイトなどにたどり着いているわけです。
本気で売上をあげたいのであれば、この流れをしっかりと設計する必要があります。
その時に役立つのがマーケティングファネルやカスタマージャーニー、パーチェイスフローなどのビジネスで使われているフレームワーク(テンプレート)です。
※上の図はマーケティングファネルの一例
こうしたフレームワークに当てはめ、あなたのビジネスがどういう流れになっているのか考え、設計をしていきましょう。
起業する方のほとんどが、こうした設計を行わず、行き当たりばったりで失敗しています。たとえ運よく成功をしたとしても、タマタマ成功しただけ。
一過性の稼ぎ方はビジネスというより博打に近く、再現性が恐ろしく低いので没落必死です。ご注意ください。
あなたのお客さんは誰ですか?ペルソナ・ターゲットの設定
さて、ビジネス設計をしようと思ったときに引っかかってくるのが、「いったい誰を集客すればいいのか?」ということ。
もちろん、あなたの商品・サービスを購入してくれる見込み客に決まっていますが、ほとんどの人が理解していません!
お客さんがどういう人なのかがわからなければ、どういう風に集客して、どういう風に販売すればいいのかわからなくなります。
運よく販売できても、パターン化できないので成約率を高めることが出来ません。
つまり、マンパワーに頼らざるを得ないということ。仕組化が出来ないんですね。
もし、すでにあなたの商品が売れているのであれば、購入者の方と同じような人をターゲットにすると良いです。
- 30代前半の男性
- 50代後半の女性
ある程度のターゲットを絞ることで、同じ属性の方に売れやすい戦略をとることが出来ます。
逆に言うと、購入者がわからなければ、戦略をとることが出来ないわけです。
自分のお客さんがわからないということは…
- 見込み客が何を望んでいるのか?
- 見込み客が解決したい悩みは何なのか?
これらもわからないわけです。
ビジネスというか商売は、あなたが売りたい商品を売ることではなく、お客さんが欲しいものをどうやって渡すかです。
独りよがりなビジネスでは長続きしないので気を付けてください。
補足として、ターゲットよりも細かく設定をするペルソナというやり方もあります。
その場合は、30代前半の男性といった大枠ではなく、もっと細かく設定をします。
33歳独身の鈴木賢治さん。(仮名)
〇〇というところで働いていて、先日係長になった。
年収〇〇〇万円。
趣味は週末のゴルフで、月1で回っている。
などなどと、こんな感じで細かく設定をすることで、より効果的な販売までのアプローチが可能になります。
ですが、WEB集客の場合は細かく設定しすぎると、見込み客の取りこぼしにつながる可能性もあるので、最初のうちはターゲットぐらいにしておいた方がいいです。
需要のある商品・サービスを扱う
ここまでの設計で、ある程度の集客ができるはずですが、最後の最後に大失敗をしてしまう可能性があります。
それが、あなたの取り扱い商品・サービスが良くない場合です。
起業家の人に多いのですが、「こんなとんでもない商品を開発してしまった!」「このサービスは新しいから売れる!」って思っても売れなかったりします。
それが商品・サービスに需要がない場合です。
見込み客が欲しいと思わなければ、あなたの商品がどれだけ優れていても売れません。
例えば、「20日間の断食で確実に3キロ痩せる方法」って商品を販売しても売れないですよね(笑)
20日間も断食したくねーし、そもそも3キロしか痩せれねーのかよって苦情殺到なはず。
そうです。需要がないんです。
需要がないものを売るためには、販売者側にかなりのセールス技術・時間・お金が必要になります。
ですので、最初のうちは売れやすい商品・サービスを売るようにしましょう。
自社商品がない場合はアフィリエイトなどがオススメです。どういう商品が売れやすいのかわかるようになります。
まとめ
ここまでお読み頂きありがとうございます。
コンテンツマーケティングに関して、サクッと解説をしました。
- 商品・サービスを知ってもらうために情報発信する
- ビジネスは集客と販売
- お客さんが誰か理解する
- 需要のある商品・サービスを扱う
これらの施策をしていくときに、ターゲット・ペルソナに合ったコンテンツが必要になります。
基本は販売商品・サービスから逆算をして設計をしていきます。
どういうホームページやWEBサイト、SNSやブログを運営して、集客販売していくのか…など。
時間は有限なので、必要なものと必要でないものを精査して、効率よくビジネスをしましょう。
コンテンツマーケティングはスモールビジネスで売上をあげるためには、マジで取り入れることをオススメします。
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