AIマーケティング活用事例|ひとり社長でも月商100→300万円を“自動”で伸ばす7ステップ

いつもありがとうございます、さいとうです。

今回お届けするのは、「AIマーケティングの実践的な活用事例」についてのお話です。
とはいえ、「AIマーケティング」と検索しても、出てくるのは大企業向けの難しい話や、概要的な説明ばかり。「で、結局なにができるの?」という疑問を持ったまま、ページを閉じてしまった経験、ありませんか?

私も最初はそうでした。
実際、大企業のマーケティング戦略はすごいですし、参考になる部分も多いです。
ですが、私たちのようなスモールビジネスの経営者やひとり社長、フリーランスの方々にとっては、もっと実用的で、身近な方法が必要なんですよね。

今回お届けするのは、まさにそこ。

この記事では、ひとりでも取り組めて、しかも売上を“自動的に”伸ばすための、実際に私がやっていたり、クライアントさんに実践してもらっている行動を、具体的なステップで解説していきます。

※本記事ではChatGPTをベースにお話をしています。AIはいろいろありますが、ChatGPTがマーケティング立案に最適です。

この記事を書いた人:smallbiz㈱代表 斉藤
AI×DRMで“営業ゼロ化”を支援し、大手から個人まで100社以上を支援。“売上ゼロからの仕組み化”で、月商アップや時間の余裕を実現してきました。
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目次

STEP1:戦略立案と市場調査は、まずAIに“仮打ち”させる

売上を伸ばすには、当然ながら戦略が必要です。
でも、「何から考えたらいいのか分からない」「自分の頭の中だけで考えると、どうしても視野が狭くなる」——そんなふうに感じたことはありませんか?

実はこの“仮打ち段階”こそ、AIが力を発揮してくれるフェーズなんです。

たとえば、ChatGPTを使えば、自分のビジネス内容、販売している商品やサービス、ターゲット層などを入力するだけで、「こんな戦略の方向性が考えられますよ」というたたき台レベルの提案を瞬時に出してくれます。

とくに私がよく使っているのは、GPT-4ではなくGPT-o3
戦略の粒度や言語化のクオリティが高く、実務にそのまま落とし込めるレベルのアウトプットが返ってきます。

もちろん、AIの提案を鵜呑みにするのではなく、自分の視点で取捨選択することが大事です。
そしてここで併せて行いたいのが、市場調査です。

市場調査というと難しそうに聞こえますが、
「ライバルたちがどんな見せ方をしているか?」
「どんな言葉でお客さんにアプローチしているか?」
こうした視点で他社サイトをざっとチェックするだけでも、アイデアが一気に広がります

最近のChatGPTは、「参考にすべき競合サイト一覧」まで提案してくれるので、調査のスタートもかなりスムーズです。ただし、自分の目でもしっかりチェックしましょう。

また、そのリストをもとに、エクセルやスプレッドシートなどにまとめておけば、今後の戦略立案にも役立ちます。

つまり、AIに“仮打ち”を任せ、自分はそれを基に選び、判断し、整えていく。
この流れを取り入れるだけで、ひとり社長でも圧倒的に楽に、質の高いマーケティング戦略を構築できるようになります。

STEP2:キャッチコピーやプロフィールをAIと一緒に磨く

戦略がある程度見えてきたら、次に整えておきたいのが「言葉」です。

どれだけ良いサービスを提供していたとしても、
その魅力を伝えるキャッチコピーやプロフィールがぼんやりしていると、伝わる力が弱くなるんですよね。

ですが、ここでもAIは非常に心強い存在です。

ChatGPTに、自分のビジネス内容やターゲット、戦略の方向性を入力すれば、お客様の心に響きそうなキャッチコピー案をいくつも提案してくれます。

たとえば、「悩みからの解放を感じさせる言葉」「実績ベースで信頼を醸す言葉」など、視点を変えた案をスピーディーに出してくれるのは本当に助かります。

さらに、プロフィール文のブラッシュアップにも活用できます。

ChatGPTに相談すると、「お客様が共感しやすいストーリー構成」や「伝わりやすい言い回し」に変換してくれるので、自分の中でぼやけていた部分が、一気に言語化される感覚を味わえると思います。

もちろん、最終的にどの言葉を選ぶか、どこに自分らしさを出すかは自分次第です。
でも、一人で言葉をひねり出すよりも、AIに案出しを任せて“選ぶ側”になる方が、圧倒的に楽になります。

この時点で、すでに「伝える力」がぐっと高まります。

STEP3:売れるLPとセールスレターは、AIと“物語”でつくる

戦略が見えて、言葉が整ったら、次はいよいよ「販売ページ」の出番です。
いわゆるLP(ランディングページ)やセールスレターの制作ですね。

ここでも、AI——特にChatGPTは、非常に頼りになります。
なぜなら、商品やサービスの魅力を“戦略に基づいたコピー”として形にしてくれるからです。

たとえば、ChatGPTに必要な情報を入力するだけで、「PASONAの法則」に沿った構成を提案してくれます。

  • Problem(問題)
  • Affinity(親近感)
  • Solution(解決策)
  • Offer(提案)
  • Narrowing down(限定性)
  • Action(行動喚起)

この流れにそって文章を組み立てることで、読者が自然と行動したくなるストーリー性のあるLPが作れるんですね。

他にも、ブログ記事でよく使われる「PREP法」(結論→理由→具体例→結論)などにも柔軟に対応できるので、汎用性はかなり高いです。

ただし、ここでひとつ重要なポイントがあります。
いくら構成が整っていても、それだけでは売れません。

なぜなら、人の心を動かすのは「物語」だから。
そして、その物語の中にある「感情」が何よりも強いパワーを持っています。

たとえば、

  • なぜこの商品やサービスをつくったのか
  • 自分自身の体験や、乗り越えてきた苦労
  • 使った人がどう変わるのか、その未来の姿

こうしたストーリーがあることで、読み手は「この人の言っていること、分かるな」と共感し、そして「この人の商品なら、信じて買ってみよう」と思ってくれます。

だからこそ、私自身は、感情表現を強化したChatGPTをカスタマイズして使用しています。
 

物語の流れや言葉の温度感が自然ににじみ出るよう調整してあるので、無機質なコピーではなく、「読み手の心に刺さるセールスレター」をAIと一緒につくることができるようになりました。

具体的にどんな風に活用しているのか見ていただくと、「ここまでできるのか」という驚きがあると思います。
このあたりの流れなどは、私のメルマガで公開しているので、興味のある方はご登録ください。

STEP4:売れる流れをつくる、LINE・メルマガの“物語シナリオ”

ここまでで販売ページ(LP)が整いました。ですが、実はここからが本当のスタートです。

多くの人が見落としがちなのが、そのLPへどうやってお客様を導くのかという“導線設計”
「いい商品をつくったのに売れない」という悩みの大半は、ここに原因があります。

このステップでは、LINEやメルマガを活用したDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)のシナリオ構築をしていきます。

そして、ここでもAIは強い味方です。

ChatGPTに自分のビジネスや商品の情報を入力すれば、「見込み客をどう育て、どう動かすか?」というシナリオを複数日分、自動生成してくれます。

たとえば…

  • 登録直後のウェルカムメッセージ
  • 教育メールや価値提供のシナリオ
  • 販売前のカウントダウン
  • 購入後のフォローアップ

こうした一連の流れを、最初から最後まで自動で設計してくれるんです。

これによって、ただの「メール配信」ではなく、お客様との関係性を深め、信頼を育てる導線が出来上がります。

さらに大事なポイントがあります。ここでもやはり、「物語」が鍵になります。

例えばこんな流れが効果的です。

  • なぜこの商品を届けたくなったのか
  • 自分の体験、過去の悩みとその解決
  • 実際のお客様の変化やストーリー
  • この商品で得られる未来のビジョン

これらをメルマガやLINEに織り込むことで、ただの案内ではなく、「読んでみたい」「この人の話、もっと聞きたい」と思ってもらえるようになります。

テンプレ通りの冷たいセールス文ではなく、読者と関係性を築きながら自然に売上に結びつけていく流れがつくれるんですね。

STEP5:SNS発信は“流れ”をつなぐ、今いちばん大事な導線

ここまでのステップで、販売ページも、LINEやメルマガのシナリオも整ってきました。
でも、まだ“スタート地点”に立っていない方も多いんです。

なぜなら、そこに人を「呼び込む力」がまだ足りていないからです。

今の時代、どんなに良い商品をつくって、丁寧なLPを用意しても、ただ「並べておく」だけでは誰にも届きません。

だからこそ、SNS発信は今のマーケティングにおいて最重要の導線のひとつなんです。

これまでは、いろいろと戦略を練ったり、ネタを考えては1時間・2時間と費やしてきたSNS投稿も、ChatGPTに販売ページやブログ記事の要点を入力すれば、X(旧Twitter)やInstagram、Facebookなど各SNSに合った短文の投稿案を“秒”で作ってくれます。

たとえば…

  • 心に引っかかる一言コピー
  • 投稿の冒頭に使える問いかけ
  • 記事リンク付きのまとめテキスト
  • LINE登録を促す自然な導入文

こうした投稿を、あらかじめ何パターンも用意しておけば、投稿の手間も減り、発信の質も安定します。

そしてなにより、SNS発信は「信頼の入り口」です。

LINEやメルマガに登録してもらうためには、
「この人の言っていること、もっと聞いてみたいな」
「この人の投稿、いつもわかりやすいな」
と思ってもらえることが必要です。

SNSはそのきっかけをつくる場。
だからこそ、日常的に短く、でも価値のある投稿をしていくことが、“売上につながる関係性”の第一歩になります。

私自身も、AIにサポートしてもらいながら、日々の投稿を効率よくつくっています。

一人で発信し続けるのは大変。
でもAIをうまく使えば、気持ちが乗るときに一気に数本作ってストックしておく、なんてこともできます。

STEP6:数字を見るクセをつける。AIで“マーケターいらず”の時代へ

情報発信や販売導線が整ってきたら、次に必要なのは「振り返り」です。
そう、いよいよデータ分析のステップに入っていきます。

これまでだったら、「データ分析って難しそう」「数字見るの苦手」と感じる人も多かったかもしれません。
でも、今は違います。AIがこの領域でもしっかり活躍してくれる時代になりました。

私がよく使っているのは、ChatGPTはもちろん、GoogleのGemini、クラウドベースのAIツールなど。
これらは「文章生成」に目が行きがちですが、実はデータ処理や分析の能力がものすごく高いんです。

たとえば、広告運用をしている場合なら、数字の推移や費用対効果を読み解いて改善提案をしてくれる。
広告を出していない方でも、SNSの投稿の反応数や、メールの開封率・クリック率など、日々の発信活動の“見える化”をするだけでも、十分分析はできます。

やり方はシンプルです。

日々の投稿データや配信数値を、ExcelやGoogleスプレッドシートにまとめる。
そして、それをAIに読み込ませて、「どこがうまくいっているのか」「改善点はどこか」をたずねる。
それだけで、まるでプロのマーケターが横にいるような提案をAIがしてくれます。

私も、最初は手探りで始めましたが、AIに質問するだけで
「こういう投稿は保存数が多いですね」
「ここは反応率が落ちているので、文のトーンを変えてみましょう」
など、かなり実践的なアドバイスが返ってくるようになりました。

つまり、情報発信をしたら「出しっぱなし」で終わらず、数字を見るクセをつけて、改善ループを回す

これができれば、たとえ一人社長でも、“マーケターいらず”で売上を伸ばせる仕組みが完成します。

STEP7:仕組みを“回る状態”にして、手離していく

ここまで6つのステップを通じて、売上を伸ばすための仕組みを構築してきました。
そして最後にお伝えしたいのが、「仕組みを自動的に回る状態にして、手離していくこと」です。

私が考えるAI活用の最大の恩恵は、ここにあります。

「自分が頑張らなくてもいい状態を作る」
これが、AI時代における経営のゴールの一つだと思っています。

たとえばメールマーケティングやLINE配信であれば、「ステップ配信機能」を活用することで、一度設計・設置しておけば、あとは放置で自動的に価値提供〜販売までを行うことができます。

SNSに関しても、一度使った投稿ネタを元に、ChatGPなどに、「10パターンに再構成して」と頼めば、あっという間に再利用可能な投稿案ができあがります。

さらに、店舗ビジネスをされているならば、Googleマップの口コミ返信の自動化もかなり実用的です。

実際、私のクライアントさんの中にも、店舗情報に応じたレビュー返信文をAIで生成し、業務の手間を大幅に削減できた方がいらっしゃいます。

これは、まさに「自分が頭を使っていた領域を、AIに引き渡していく」典型的な事例です。

一人社長こそ、仕組み化と手放しがカギになる。

時間が足りないのは当然なんです。
だからこそ、頭や知恵をもっと“新しいこと”に使えるようにすることが、次の成長につながっていきます。

AIの力を借りながら、手放して、回して、また進む。
この循環が、あなたのビジネスを持続的に、そして自然に成長させてくれるはずです。

実際に成果が出ている、AI活用のリアルな事例

ここまでお伝えしてきた7つのステップ。
「本当にそんなにうまくいくの?」と思われる方もいるかもしれません。

でも、実際に私のクライアントさんたちが、成果を出しはじめています。

文章が苦手だったパーソナルジムの事例

あるパーソナルジムの経営者さんは、LINE配信やメルマガの文章作成にすごく時間をかけていました。
1回の配信文を作るのに、2〜3時間、長いと4時間以上かかっていたことも…。

「伝えたいことはあるのに、言葉にするのが苦手なんです」
という悩みを抱えたまま、毎月10時間以上を“文章作り”に使っていました。

そこで、私が作成した専用プロンプトを組み込んだChatGPTを導入してもらったところ、
なんと、1通15分で完成。

1ヶ月分のLINEやメルマガが、わずか1時間ほどで仕上がるようになりました。

その分、顧客対応やトレーニング指導に集中できた結果、リピーター率が上昇、解約率もほとんどゼロに。
「さいとうさん…マジでこれやばいっす!!」と、本人も驚いていました。

料理研究家の方は、たった5通で300万円の成果

また別のクライアントである料理研究家の方のケースでは、以前は1つのLP(ランディングページ)を作るのに1ヶ月以上もかかっていました。

でも、AIを活用したことで、その作業期間が1週間以内に短縮
さらに、5通分の販売用メルマガシナリオを作成しただけで、約300万円の売上を達成されました。

「今まで一人で考えていたことが、AIの助けを借りることで、こんなにも楽に、そして結果につながるとは思っていませんでした」
と、ご本人もAI活用の可能性に驚かれていました。

どちらのケースにも共通しているのは、
“AIを使ったから成果が出た”のではなく、“手放すべきところを明確にして、集中すべきことに時間を戻せた”という点です。

つまり、「AI=代行者」ではなく、「AI=優秀なパートナー」として上手に役割を分担することで、時間も売上も、両方を好循環に乗せることができるようになったということなんですね。

まとめ:AIを使えば楽になるけど、“丸投げ”では結果は出ない

ここまで長文を読んでいただき、ありがとうございます。

AIマーケティングの7ステップを通して、ひとり社長や個人事業主の方がどのように売上を伸ばし、時間を取り戻すかをお伝えしてきました。

結論から言うと、AIは本当に、圧倒的に楽になります。
文章作成、戦略設計、導線の構築、データ分析…これまでは人が何時間もかけていた作業を、わずか数分〜数十分で完了させることもできる時代になりました。

だからこそ、AIは「使わないと損」です。
むしろ、AIを使っていない人がどんどん不利になっていく。そんな時代に突入しています。

でも、一方で大事なこともあります。
それは、AIを「使いこなす側」になること。

AIはマーケティングの情報やアイデアを惜しみなく出してくれますが、その情報が正しいのか、自分の業種やフェーズに合っているのかを見極める力が必要です。

AIは、間違った情報を“それっぽく”語ることもあります。
だからこそ、最低限の知識や判断力は、やっぱり持っていた方が安心です。

「わからないからAIに全部任せよう」ではなく、
「わかっているからAIに任せるところと、自分で決めるところを分けられる」
そういうバランス感覚が、これからの経営には求められてくるのだと思います。

私自身も、AIをフル活用しながら日々ビジネスを進めています。
実際にどんなプロンプトを使って、どういうふうに活用しているか?
その具体的な内容は、メルマガで詳しくシェアしています。

「自分もAIを活用していきたい」
「売上を仕組みで安定させたい」
そう思った方は、ぜひメルマガに登録してみてくださいね。
きっとヒントが見つかると思います。

あなたが“ひとりでも、売上を伸ばし続けられる”仕組みを手に入れられるよう、これからもお手伝いしていきます。

読んでいただき、ありがとうございました。

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